現代を生きるための「第2回哲学カフェ・とやま」開催される

2014年02月10日 00:10

2月9日(日)午後3時30分より、富山学習センター講義室2にて、富山国際大学准教授の大藪敏宏先生をお迎えして、「第2回哲学カフェ・とやま」を開催しました。当日のテーマは「学ぶとは」で、ファシリテーターは全科履修生の五社幸代さんが担当されました。直前に大矢部先生の面接授業があったこともあり、参加者は先回よりはるかに多い17人でした。自己紹介の後、各自の「学び」に関する考えを、意義や目的を、倫理道徳的観点、経験論的観点などを織り交ぜながら発表し、議論が展開されて行きました。学びには「知識・技術」に対するものと「生き方」に対するものがあったり、学びは受動的ではあるが判断力を磨くためにあるだとか、死に向かって学ぶ・人生の終わりの準備のために学ぶだとか、後代に姿勢を見せるために学ぶだとか、ボケ防止に学ぶなどの意見が出ました。最後に大藪先生が総括として学びには資格や免許取得を目指す「専門知」と人間形成・人格完成を目指す「教養知」があることを紹介され、放送大学での「学び」の意義を哲学的に説明されました。とても意義深い2時間でした。次回は4月に開催予定で、テーマは「家庭の幸せとは?」です。より多くの方の参加を期待しています。

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